宇多田ヒカル「母・藤圭子は心の病でした。娘であることを誇りに思います」初めて心境

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「母は精神の病に苦しめられていました」

   宇多田ヒカル(30)が初めて、母・藤圭子(62)について語った。病気は、宇多田が5歳の頃から始まったといい、病院へ行くことも拒否したまま悲劇に至ったという。しかし、宇多田は「心に浮かぶのは笑っている彼女です。母の娘であることを誇りに思います」と語った。

「本人の意志で治療を受けることは難しく、家族として悩んでいました」

   宇多田はきのう26日(2013年8月)、ホームページで長いコメントを出した。

「22日の朝、母は自ら命を絶ちました。憶測が飛び交っているようなので」と前置きして、「彼女は長い間、精神の病に苦しめられていました。本人の意志で治療を受けることは難しく、家族としてどうしたらいいのか、ずっと悩んでいました」
「幼い頃から、母の病気が進行していくのを見ていました。症状の悪化とともに家族も含め、人間に対する不信感は増す一方で、現実と妄想の区別が曖昧になり、感情や行動のコントロールを失っていきました。私はただ翻弄されるばかりで何も出来ませんでした」
「長年の苦しみから解放されたことを願う半面、最後の行為はあまりに悲しく後悔の念がつのるばかりです。誤解されることの多い彼女でしたが、とても怖がりのくせに鼻っ柱が強く、正義感にあふれ、笑うことが大好きで、頭の回転が早くて、子どものように衝動的で危うく、おっちょこちょいで放っておけない、可愛らしい人でした」
「彼女に出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです」
文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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