きょう26日(2013年8月)の「スッキリ!!」ははじめから終わりまできのうの日本テレビ系「24時間テレビ」だった。影像をつなぎ合わせれば2時間半くらいは簡単に埋まってしまう。目玉ひとつが、2年連続メーンパーソナリティーを務めた嵐のプロジェクトだった。
嵐それぞれが応援プロジェクト挑戦
相葉雅紀(30)が応援したのは三井隆汰くん(14)だ。野球少年だったが、12歳のときに事故で脳を損傷して、一時は話すこともできなかった。いまも右手足にマヒが残り、失語症とも闘っている。水泳を始めて、片手と片足だけで泳いでいる三井君が、高校のウォーターボーイズとシンクロをやりたいという。相葉「どうして?」
三井君「目立とうと思った」
高校生たちは三井君ができる振付けを考え、夏休み返上の特訓でおとといの本番で成功させた。司会の徳光和夫さんはポロポロ涙をながしていた。
桜井翔(31)は合唱だ。岩手・大槌町の大槌中学校は震災で卒業式が中止になったままである。あの年に卒業生が歌うはずだった「旅立ちの日に」を、 桜井がピアノの伴奏をして、武道館で歌おうというプロジェクトだ。歌う卒業生の目に涙が光った。
松本潤「聾学校小中学生33人」とタップダンス決まった!
松本潤(29)は聴覚障害のある聾学校の小中学生33人とタップダンスに挑んだ。びっくりする生徒たちに松本は手話で自己紹介した。松本もタップは初めてだったが、子どもたちはタップの音が聞こえないのだからもっと大変だ。モニターの手話カウントで動くほかは、響きで感じとるしかない。「音色ってなに?」と聞く子もいた。
松本は「勇気を持って前に進む、苦しみを悩みを越えて、不安を越えて、流した涙はいつか必ず成功につながるとボクは信じてる」と手話で伝えた。 子どもたちはいろいろな夢を語る。「応戦します、がんばって」
きのう夜の本番「座頭市のテーマ」は見事だった。終わって松本は「みんなすげぇいい顔して、すごいエネルギー出していたから、見た? お客さんすごい喜んでくれてた」。子どもたちは「ハッピーバースデー」で応えた。松本は30日で30歳になる。
キャスターのテリー伊藤「ダンス甲子園でもそうだった。出演者にとっては一生の思い出でしょう。嵐は『手を抜けない』といっていた」
日テレは28日が開局60 周年。「日テレ」を図案化して「日」をデジタルの「ゼロ」に見立てて、「もう一度TVをゼロから」とキャッチフレーズを出した。24時間テレビでもきのう(25日)午後8時現在で、チャリティーの募金が4億3605万4731円になったという。これもアベノミクス効果なのだろうか?