藤圭子の死に作家・五木寛之「生きづらかったのではないか。時代の流れは残酷」

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「『演歌』でも『艶歌』でもなく、間違いなく『怨歌』」

   作家の五木寛之も「モーニングバード!」にこんなコメントを寄せた。「1970年のデビューアルバムを聞いたときの衝撃波忘れがたい。これは『演歌』でも『艶歌』でもなく、間違いなく『怨歌』だと感じた。当時の人々の心に宿ったルサンチマン(負の心情)から発した歌だ。このような歌をうたう人は金子みすゞ(童謡詩人・26歳で自殺)と同じように生きづらかったのではないか。時代の流れは残酷だとしみじみ思う」

   吉永も藤の死について、「表の世界が明るく成長していく中で、人として取り残されていく部分、その影の部分をうたう人と私たちは思っていた。彼女自身も幼いころから苦労したこともあって、それに合わせていた。分かってほしい。でも、自分の実態が自分でも分からなくなって、自分の姿を求めきれなかった感じがします」

   スポニチの記者が3年前に藤にばったり会った。「話し相手がいなくて寂しい」と話していたという。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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