東電なぜか派遣しない貯蔵タンクの専門家
原子力プラントの設計者だった後藤政志氏は「最初は漏水した汚染水は120リットルと言っていたわけですが、これが一晩で300トンに変わった。東電は早い段階で事態を把握していたのではないですか。東電には貯蔵タンクに詳しい専門家がいます。でも、今回の事態にこうした人材は派遣していません」という。
みのは「これだけ海外からも問題視されているのに、東電はこの事態をどう収拾するのだろう」
コメンテーターの八塩圭子(学習院大学特別客員教授)は「同じような事態があちこちで起きたら、東電だけで解決できるのでしょうか」いう。与良正男(毎日新聞論説委員)は「政府が前面に出るしかない。安倍さんが陣頭指揮をとらなければ、海外からの日本への不信感は高まるばかりですよ」と危惧した。ただ、政府が前面に立つ必要があることはその通りなのだが、政府に何か打つ手はあるのだろうか。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト