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いまも続くニッポン郷土大紛争!山梨VS静岡「富士山頂はうちのものだ」などなど

   週刊ポストの「ニッポン郷土大紛争」が意外におもしろい。NHKの大河ドラマ「八重の桜」は明治維新を「敗者」である会津藩の視点から描いたものだから、新政府軍の中核である長州藩が会津に対して行った仕打ちが残酷なものとして描かれている。だが、約150年の時を経ても長州山口県と会津福島県の遺恨はまだ続いているのは有名である。

   日本全国、そうした「郷土紛争」ともいうべき争いが各地であるというのだ。「青森vs.八戸の津軽藩、南部藩の時代からの小競り合い」「山形vs.宮城の『牛肉醤油味』vs『豚肉味噌味』芋煮対決」「山梨vs.新潟の信玄vs.謙信の『川中島の戦い』の恨みが今も」「大分vs.群馬の『おんせん県』の名称を巡って大バトル」「兵庫vs.大阪の阪神タイガースの『地元』を巡ってファンが大論争」「高崎vs.前橋の新幹線停車駅と県庁所在地はどっちが都会?」「浜松vs.宇都宮の『餃子の街』を賭けて激突」「山梨vs.静岡の世界遺産・富士山頂はどっちのもの!?」「彦根vs.薩摩の今も残る『桜田門外の変』の恨み」「兵庫vs.愛知の『赤穂浪士』と『吉良上野介』の怨念」などなど。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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