服に火が付いたら「ストップ・ダウン・ロール」
みの「ガス抜きをすれば安全なのでしょうか」
山村所長「十分とは言えません。気化したガソリンは空気よりも重いため地表近くに溜まり流れていきます。そのため、火元がある場合には10メートル以上離してガス抜きをします。これは法律で定められたことではありませんが、露天商の間では常識です。これも今回は守られていなかったようです」
井上貴博リポーターは「もしガソリンによって洋服に火が付いたら、ストップ・ダウン・ロールが肝心です。ストップとはむやみに走り回らないこと。ダウンは横になる。立ったままでは火が上の方に向かいます。そして、ロールは地面を転げ回り火を消すことです」
いま、8歳の女児と13歳の少年が重篤だ。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト