判断難しい事前に中止決定
今年はゲリラ豪雨のために花火大会が中止になるケースが多い。今回のケースでは、午後4時前後の雲行きについて気象予報士は「雷雲が覆い始め、風が吹き、空と陸地が繋がる雨柱が立っており、30分以内を目安に雨が降り出すのでしっかりした建物に避難すべきだった」という。
といって、この時間に花火大会の中止を決めるのは難しい判断だ。ゲリラ豪雨の難しさについて、コメンテーターの吉永みち子(作家)はこう指摘した。
「ゲリラ豪雨で中止の決定がしにくいのは、もしやんだり、降らなかったら大変な責任問題になり、皆から突き上げられるからでしょう。安全を重視して中止を決定し、外れたときの私たちの態度も考えないといけない」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト