徳島県の山の中、三好市の道路のコンクリート崖の途中にいたネコが、おととい13日(2013年8月)救出された。崖っぷちといえば、同じ徳島で7年前に、イヌが高さ50メートルのコンクリートの土留めに取り残されるという大騒ぎあった。
役所と消防「ノラネコだから」と動かず
ネコが身動きできなくなっているのが見つかったのは、実は5か月も前の3月だった。近くに住む87歳の女性が何気なく下を見たら、黒いものが動いていた。何かの拍子に道路から落ちてしまったらしい。道路からは8メートル下がった段の上で、その下は河原まで20メートルも切れ落ちている。幅は30センチほどしかない。雑草が生えていて足場は不安定 だ。
住民は役場や消防に救出を依頼したのだが、お役所は「ノラネコだから」と動かず。そこで近所の人たちが水と食べ物をなべなどに入れて毎日3回、 また雨よけのテントみたいなものも釣り降ろしていた。お陰で体長15センチほどの子ネコがいまは40センチと丸々と肥っている。
しかし、この暑さが心配だと、ついに動物保護団体の手を借りて救出作戦が行われた。まずおととい、捕獲用のカゴにエサを入れて降ろしてみたが、見向きもしない。作戦変更で今度は網作戦。中に入って口が閉まるようになっている。これでようやく捕獲できた。「安心しました。良かった」と第1発見者の女性は笑う。
幅30センチ、長さ5メートルのテラスの上
司会の加藤浩次「小ちゃいときからいたんでしょ?」
おおたわ史絵(内科医)「エサをやるから、脱出しなくなったのかなあ」
テラスの幅は30センチ、長さは5㍍ほど。そこで5か月を過ごしていたのだ。
キャスターのテリー伊藤「居心地いいよね。マンションに住んでるネコより」
おおたわ「助けて幸せならいい」
加藤が「テリーさんは?」と振ったら、テリーは「いや、別に」
加藤「別に、はないでしょう」
実は前回、イヌの救出劇のときは、テリーは「まだレスキューこないの?」などとかなり熱くなっていた。
進行約の森圭介アナが声を張り上げて、「大救出劇が行われたんです」
しかし、話はネコに戻らない。テリー「あのイヌはどうしちゃったろう」