北半球「30年に1度の高温状態」韓国、中国40度超!北欧も平年より11度高

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   もはや酷暑という言葉すら生温く感じられるほどの暑さだが、東南アジアや砂漠地帯以上の気温を記録してるそうで、スタジオのアナウンサーの調子も少々狂わせているようだ。

   「小倉さんは今頃、夏休みを取ったことを後悔してますよ」と、夏休みで不在の小倉智昭にかわって司会をつとめる笠井信輔アナが言う。「だって海外に行かなくても経験できるこの暑さを知らないで夏休み取っちゃってるワケですから――とか思わないとやってられない!」。笠井は机を叩いて悔しがった。

熱暑解消は台風頼み

   番組のお天気キャスターの天達武史気象予報士によると、今夏は日本だけではなく、北半球が広く高気圧に覆われていて、30年に1度という異常な高温状態になってる。韓国の蔚山(ウルサン)や中国の長沙でも摂氏40度越え、フィンランドのソダンキュラでも26.5度を記録した。26度など天国のような気温だが、これはかの地の平年気温より11度も高いんだという。

   「この暑さを解消するには台風しかない。台風が近づけば、周りの空気は一変する」(天達)ということで、この暑さを鎮めるにはもはや台風乞いしかないようなんである。しかし、その台風すら高気圧が強すぎるために、「(日本に)接近することすらできない」(天達)。この状態は少なくともあと1週間は続くそうだ。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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