焼けるような暑さの首都圏で12日(2013年8月)、小学6年女児の放火、79歳男性の暴走運転による5人死傷事故など、暑さでおかしくなったような事件が相次いだ。
午前9時45分ごろ、千葉・我孫子市の木造平屋建て住宅から出火し60平方メートルを全焼した。警察で調べたところ、この家に住む小学6年の女児が火をつけたことを認めたため、現住建造物等放火の非行内容で児童相談所に通告した。女児は「暑くてイライラした。母と暮らすのが嫌だった」と話しているという。
司会の羽鳥慎一は「暑くてイライラもびっくりですけど、母と暮らすのが嫌で放火というのも」と言って絶句してしまう。舘野晴彦(月刊『ゲーテ』編集長)も「小学6年ですからね~」と言葉が続かない。
「考え事をしていて覚えておらん」
老人の暴走事故は午後2時45分ごろだった。東京・羽村市の市民プール敷地内で79歳の男性が運転する乗用車が暴走し、プール1階の屋台で働いていた男性(72)が全身を強く打て死亡、子ども2人を含む4人が重軽傷を負った。運転していた男性は誘導員の制止を振り切り、居住者用専用道路に侵入したあと、道路沿いの側溝に脱輪したがそのまま煙を上げながら走り続け、車止めのポールを避けながら蛇行運転して、プールに泳ぎに来た客を次々はねて屋台に突っ込んだ。警察の調べに男性は「考え事をしていて覚えていない」と話しているという。
羽鳥慎一「状況が分からないですけど、持病なのか。79歳の年齢が原因なのか……」
コメンテーターの舞の海(スポーツキャスター)「不思議なのは、車止めのポールを避けているんですよね」
常識では理解できない事件・事故も異常気象が原因か。