日銀が8日(2013年8月)に発表した8月の景気判断は、「緩やかに回復しつつある」と7月と同じだった。経団連の調査では、対象企業のボーナスの平均が、5年ぶりに80万円を超えたという。ホントかねと「スッキリ!!」が調べて回った。
経団連の調査対象は17業種132社、いずれも大手企業だが、今夏の妥結額の平均は80万9502円と昨夏より3万8462円のアップで、 80万円超えは08年のリーマンショック以来、実に5年ぶりだという。
使い道「妻に隠して買い物」「家のローン」「生活費の不足分穴埋め」
街で聞いても「上がりましたね」「若干上がりました」「多少は」「明細見て、アッというような」と笑顔ばかりだ。35人に聞いて、「増えた」18人、「変わらない」7人、「減った」が6人だった。日本生命のアンケートでも、「増えた」4割、「変わらない」5割、「減った」1割だ。20代に限ると、「増えた」と「変わらない」が逆転していた。
増えた分の使い道をたずねると、「旅行でタクシー使った」「妹と友だちの結婚式で半分消えます」「一部を(妻に)隠して買い物」「家のローン」「生活費の不足分の穴埋め」「下がった」と一向に冴えない。
先日、「スッキリ!!」に出演した安倍首相も、アベノミクスの目標は「年末のボーナス」だといっていた。
司会の加藤浩次「大企業中心に上がっていることは間違いない」
日生が調べた夏休みの平均娯楽費用というのがあった。10万円ほどで、対前年比2.6万円プラスである。世代別では40代が一番多く、次いで50代、 30代で、20代は6.4万円とちとさびしいが、それでも増えている。
日テレ・アナウンス部は「上がりませんでした。横ばいです」
加藤「日本テレビのアナウンス部は上がったんですか」
青木源太アナ「夏は上がってないんですが」
加藤「横ばい?」
青木「横ばいですが、冬には上がりそうな予感がします」
加藤「いまアピールしてるな」(笑い)
青木は「前年度の決算が翌年のボーナスに直結するので、決算を見ると冬は上がると」とニコリともせずにいう。加藤が「新婚だからねぇ」と冷やかすと、青木は「奥さんに全部渡したいと思います」と切り返して、スタジオは拍手に包まれた。
キャスターのテリー伊藤「中小企業は上がってないからね」
加藤「年末には上がってほしい」
青木「総理もそういってました」
アベノミクスは心理学だと誰かがいってたなぁ。