みんなの党それでも分裂しない不思議!渡辺代表「方向違う江田幹事長は更迭」

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渡辺商店の2代目オーナーとベンチャー企業のやり手COO

   「おでかけ前の朝刊チェック」コーナーでも取り上げ、産経新聞の「みんなの党 嵐の4周年」という記事を見ながら、司会のみのもんたが「なぜ、(江田は)離党しないの」と聞く。コメンテーターの北川正恭(早稲田大学大学院教授)は「衆院選や参院選の候補者選びで対立し、もともと水と油だったのですね。ただ、維新の会や民主党と話し合いをするには残っていた方がいいし、シンパもいるので残りながら頑張るということでしょう」と解説する。

   みの「みんなの党って、渡辺さんがつくった党でしょう」

   北川「だけども、江田さんが相当支えてきたことも事実。両雄並び立たずということでしょう。だけど、もう少し大人の解決方法があったと思いますけどね」

   金井辰樹(東京新聞・中日新聞政治部次長)は面白い例えで説明した。「渡辺さん側からすると、お父さん(渡辺美智雄)の代からの渡辺商店2代目というイメージ。江田さん側からすると、2トップのベンチャー企業みたいな感じで、出発点から違っていたと思います」

   金井はさらに「きのうの会見で驚いたのは、渡辺さん自ら更迭という言葉を使ったということ。更迭という言葉はだいたいマスコミが使うもので、人事の発表で人事権者が使うのはものすごく珍しい」という。

   それだけ2人の溝が深かったということか。古い自民党を飛び出し、民主党を寄せ集め集団と批判していた渡辺、今後はどんな方向に進むのか。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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