ご当地ゆるキャラのブームというのも、けっこう息が長い。ひこにゃん、くまモン、バリィさんエトセトラエトセトラ。それらに加えて、またぞろあらたに注目を集めそうなのが、きのう6日(2013年8月)の「ご当地キャラ総選挙 2013」なるイベントで優勝した「ふなっしー」である。
船橋市と果物のナシを掛け合わせた名前を持つこの「ふなっしー」。奇妙な動きとしゃべりのキャラとして一部ワイドショーなどではすっかりおなじみの存在だが、じつは異色のご当地キャラでもある。
当人は「ボチボチです」…いや、いや、DVDや関連グッズの売り上げかなりのもの
ふなっしーは個人製作のキャラクターで、船橋市自体は「非公認」なのである。企業や団体などのバックボーンもないという。マネージャーなどもおらず、営業活動なども含めて、すべて一人でこなしている。それでも8月中のスケジュールはびっしり埋まってる。
それにしても気になるのは、マネマネマネー。ゆるキャラ業はゼニ儲かるのかどうか。ふなっしーは「ボチボチです」などと言葉を濁した。しかし、「とくダネ!」の推測によれば、DVDなども発売されているふなっしーの関連グッズ売り上げは1億円を超えるという。
小倉智昭キャスター「一人でやってて、グッズがあったら、かなり(ゼニ)入ってきますよ」
どうやら、ゆるキャラで一発あてれば、リッチマン世界の仲間入りも夢ではないようだ。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト