沖縄に同情していながら受け入れない本土
加藤はもっとわかってない。「優遇して基地を存続すべきなのか」
テリー「なくすという議論はわかるけれど」
キャンベル「再編成をして、本州の他の地域に移せるかどうか。沖縄に同情していながら引き受けられない。災害のがれきの受け入れと同じですよ」
テリー「オスプレイを東京に、横田に置いたら、東京の人にもわかる」
困った人たちだ。そもそもが日米安保条約。その前段としての憲法(9条)がある。日本とアメリカがそれを選択して60年を過ごしてきた。これは憲法改正でも、日米関係手直しでもどうにもならない。震災がれきとはまったく違う、これが現実だ。
それにしても、ニュースで写し出されるキャンプ・ハンセンの広大な原生林を見ていると、海兵隊の野戦訓練に最適の場所であることが一目瞭然。本州にこんな土地はない。米軍が沖縄駐留にこだわる理由が見えるようだ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト