「父親について、私の口から誰だという報告は一切いたしません」
4月(2013年)に女の赤ちゃんを出産したフィギュアスケートの安藤美姫(25)がきのう(2013年8月5日)、出産後初めて記者会見を開き、改めて父親の名前の公表を拒んだ。「おでかけ前の朝刊チェック」のコーナーで紹介した。
「今シーズン終わったら、相手の方といろいろお話をして、きちんとする」
大きく取り上げたのは日刊スポーツだが、会見の様子はニュースでも伝えた。横浜市内のホテルで行われ、隣の席には若手の女性弁護士が付き添った。約50人の報道陣を前に、安藤がまず口にしたのは加熱取材に対する苦情だった。
「夜中、電話だとか、関係者、実家の方にも足を運んでいる方も多々いるので、そういった失礼は本当にやめてほしいです」。また、娘の写真撮影についても「いま誘拐とか殺人とか、いろいろ問題もありますので、そういったものから守りたいと思い顔は伏せています。母親としてのお願いです」と訴えた。
注目の父親の件に関しては、自分からは言わないといい、「あちらのご家族の方もいらっしゃいますし、私自身、競技に今年1年また復帰するということで、そういうことが終わってから、相手の方といろいろお話をして、きちんとしていくつもりなので」と語るにとどめた。
本調子に戻れないもどかしさ…ソチ五輪間に合うのか
司会のみのもんた「相手にご家族がいるという。どういう風にとったらいいんでしょうか」
コメンテーターの杉尾秀哉(TBS解説・専門記者室長)「一般的にいうと、妻帯者ということですね」
潟永秀一郎(『サンデー毎日』編集長)「ご両親とかいろんな方にも迷惑がかかるという意味でおっしゃったんじゃないかと思いますが…」
みの「この記者会見、余計知りたくなるような気持ちをかき立てられちゃうね」
安藤はママとして来年2月(2014年)のソチ五輪をめざすが、出産後の身体の変化の影響でまだ本調子ではないようだ。フィギュアスケート解説者の村主千香氏は「試合の数が多くないなかで、毎回自分のベストを出してアピールしていかなければいけないので、すごく大変かなと思います」といっている。