平泳ぎで追いつき逆転
締まらなかったのはテレビ各局で、きのう午後の予選から萩野の出身地、栃木・小山市のパブリックビューイングを取材していた。そして深夜の決勝。バタフライ、背泳、平泳ぎと萩野のリードが続く。しかし、平泳ぎで瀬戸がその差を詰めると、会場の声援も最高潮に達したが、終わってみれば、萩野は5位。放心したように画面を見つめる萩野の両親が映った。
司会の加藤浩次「やりましたね。うれしい。ライバル関係がここまで強くしているのではないでしょうか」
キャスターのテリー伊藤「ボクら知識がなかったが、層の厚さを感じますね。ワンツーフィニッシュして欲しかったけど」
勝谷誠彦(コラムニスト)「(萩野は)お疲れだったのかもしれない。日本のスポーツ根性マンガの典型ですよ。星飛雄馬と花形充ですよ。必ずライバルがいるから、こっちが目立つわけで」
加藤「身体がすごい」
友利新(医師)「見ちゃいますね。顔は幼いのに身体はもう…」(大笑い)
加藤「リオ五輪が楽しみです。リオでもまだ22歳ですよ」
テリー「萩野選手のご両親は知ってるけど、瀬戸選手のご家族の声も聞きたかった。どれだけ喜んでいるか」
取材にも行ってないんですよね。こういう番狂わせがもっと出ろ、出ろ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト