瀬戸大也って誰?「世界水泳ようやく日本金メダル」萩野公介の陰にいた小学時代からのライバル

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   けさ5日(2013年8月)の番組冒頭で、小倉智昭キャスターが「最終日、ようやく日本が金メダルを取りました」と豊かな頬を落としそうなほど緩めながら言う。スペイン・バルセロナで行われた水泳世界選手権の最終日、日本は男子400メートル個人メドレーで最初で最後の金を取ったが、この種目で(及び個人メドレー全体でも)日本が金メダルを獲得したのは、世界選手権、五輪でも初めてなんだとか。きわめて希少価値のある「金」だったようで、それは意外な選手がもたらしたものであった。

ロンドン五輪では代表落ち

   金メダルを獲得した瀬戸大也選手19歳は、この種目の優勝候補として大注目だった萩野公介選手18歳は後半失速して5位に終わった。瀬戸は萩野と同学年で小学生時代からライバル関係にあったが、萩野が昨年(2012年)のロンドン五輪で銅メダルを獲ったのに対し、瀬戸は代表落ちするなど大きく後塵を拝していたという。しかし、このたびの「金」で、注目度は一気に大逆転。

   「とくダネ!」は「瀬戸大也って誰だ!」「セトダイヤ選手、名前を聞いたことのない方も多いと思いますが」(田中大貴アナ)などとして、急遽かき集めてきたような小ネタを披露するに及んだ。

   「ダイヤのごとく輝きを放ってくれました」(田中)という名前だが、「大」きな心と、親の名前から「也」を取って命名したもので、ダイヤモンドとは無関係だそうな。また身長174センチと小柄で、「日本人選手のなかでも一際小さい」(田中)という。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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