全柔連強化委員・山口香「記名投票にすべきだったと思います」
司会のみのもんたは「39人が辞めなくていい。どういう意味ですか」といぶかって、日本代表監督の暴力を告発した女子選手を支えた全柔連強化委員の山口香(筑波大大学院准教授)に聞いた。
「内閣府の勧告は文書で出されています。これを評議員の方たちは読まれたのか。読まれても読解する力があったのかどうか。上村会長もそうですが、国の勧告は30日までに、新しい体制にして新しい改革の方針を出しなさいが意図なのに、目の前できちんと言われないと、言わずもがなというところが分からない。外部からの指摘なしでは何もできないということです。自分たちで改革できない姿を見せてしまった。今にして思えば記名投票にすべきだったと思います」
図体ばかりでかくて頭は空っぽといわんばかりの言いようだが、そう思われるのもやむを得ない。弁護士の野村修也は「(辞任に反対した)39人の人が誰だったかはっきりすれば、その人たちの責任という問題ははっきりするんですが…」
山口はさらに言う。「柔道は1本負けたらあとはない、終わり。何度も負けているのに、まだやらせてくれ、もう少しやらせてくれ。潔さがないのが残念です」
ごもっとも!
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト