抱腹絶倒CM「豪打連発!バッティングセンターのおばあちゃん」世界の広告祭で銀賞

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   健康食品会社・ムラタ漢方の「梅花五福丸」のCMが世界3大広告祭であるカンヌライオンズで銀賞を取ったそうだ。「WEニュースプラス1」コーナーで紹介された映像を見ると、なるほど海外の広告関係者を驚かすには十分だ。

速球を鋭いスイングでピッチャー返し

   映像にはバッティングセンターの3つのケージに3人のおばあちゃんが登場する。少々腰の曲がったご婦人もいるが、次々に投げ込んでくる剛速球をガンガン打ちまくる。一人は一本足打法だ。ボテボテは1球もなし。「バイカゴフクガーン!」と叫びながら、みんな外野の頭上を抜けそうなライナー性の当たりをガンガン飛ばす。

   「パワーアップ編」では1人のおばあちゃんがキャッチャーミットを構えてしゃがんでいる。そこへ容赦なく剛速球が投げ込まれるが、おばあちゃんはひるむことなく、巨人の阿部もかくやというキャッチングを見せる。「ビックリ編」では打球の先にグラブをはめたおばあちゃんがいて、飛んでくる球をナイスキャッチしている。まあ、CGを使った映像なのだろうけれど、おばあちゃんとド肝を抜く豪打の組み合わせが何とも愉快だ。

   梅花五福丸は梅エキスを主成分とする栄養補助食品で、これを飲み続けるとおばあちゃんのようなパワーがわいてくるというわけなのだ。

関西ローカル放送だけど、「You Tube」ですでに人気

   司会の加藤浩次「こういう笑いは、日本のレベル、相当高い。段違いですね」

   キャスターのテリー伊藤「メッセージ性がないところがいいね。メッセージなんか要らないよ」

   コーナーの仕切り役・ウエンツ瑛士がミニ解説によると、「オーディションで選ばれた70代から80代のおばあちゃんが、コーチを付けてスイングの練習したそうです」

   テリー「あまりテレビで見ないね」

   ウエンツ「地方局なので。これをきっかけに(全国進出も)。こんなに宣伝になることないですよ」

   何を言ってるんだかね。「You Tube」ではとっくに人気映像だよ。

   テリー「じいさんバージョンも作ればいいのにね」

   ちなみに、金賞に輝いたのはアメリカの衛星放送サービス会社「ディレクTV」のCMで、登場人物に次々と不幸が降りかかり、最後に「そうなる前にディレクTV」の文字が浮かぶ。日本のギャグセンスに比べると相当に落ちるが、たしかに『おばあちゃんのバッティングセンター』は海外では主張が弱いという評価になるかもしれないな。(トシベエ)

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