「知り合いが炎上」7人に1 人。「自分が炎上」12人に1人。「炎上に参加」2人に1人
そうしたバッシングをした30代の会社員は、「こいついじめてやるかと」「人物の特定が始まったら面白い」「とにかくもう攻撃してやろうという気持ち」という。普段は温厚だがネットを前にすると豹変する。
「殺すぞなど、仕事では使わない言葉を連発する。他の自分が出てくる。相手のことなんか全然考えない」
彼は3時間没頭して書き込みは300 を超えていた。「終わったら、体中がスカッとして気持ちいい。仕事のストレス発散の場です」
司会の小倉智昭「いまテレビ見ている人も、何を考えてるのだろうと思ってるでしょうね」
森本は「バッシングする方は常にネタを探している」のだという。捉まえると、過去の投稿までさらって穴を見つけて食らいつくらしい。
面白いアンケート(トレンド総研)があった。SNSを使っている20~30代の男女300人に聞いたところ、「知り合いが炎上」は7人に1 人、「自分が炎上」は12人に1人、そして「炎上に参加」は2人に1人だった。自分がそうなるかもしれないが、どんどん参加はしていると。
森本「いまは変なことを書くとすぐに反応があります」
小倉「みんな匿名でしょう。なんでわかるの?」
森本「アカウントというネット上の名前をいろんなところで使っているとわかる」「とくダネ!」が見つけ出した男たちもそうやって特定されたわけだ。
小倉「私なんかSNS使ってなくても炎上してますから」(笑い)
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト