ゲリラ豪雨のなか中央アルプス無謀登山!韓国のツアー2人心肺停止で発見

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   長野県中央アルプスの檜尾岳(2728メートル)付近で29日(2013年7月)、韓国人登山グループ20人のうち9人が行方不明になったが、捜索隊が30日早朝、2900メートルの稜線付近で心肺停止状態の2人を発見した。高木直人レポーターが駒ガ岳ロープウェイの麓にあるしらび平駅から中継で伝えた。

軽装、日本人ガイドなし、日本ではつながらない携帯電話

   この登山ツアーは韓国の旅行会社が企画したもので、48~78歳の韓国登山客20人が参加していた。28日に中央アルプスに入ったが、29日は悪天候のため20人のうち9人が山小屋(檜尾避難小屋か?)に到着し、2人が下山、残る9人の行方が分からなくなった。

   29日の山頂付近は立っていられないほどの強い風雨だった。ところが20人はいずれも軽装で、日本人ガイドはいないうえ、山に詳しいリーダーの添乗員もいなかった。日本で使える携帯電話も持っていなかったらしい。天候の回復を待って長野県警の捜索隊が出発し、稜線付近で2人を見つけた。発見したときはすでに心肺停止状態だったという。

   ゲリラ豪雨の中で無謀としかいいようがないが、ツアーの日程は詰まっていて延期や中止をしにくかったことが考えられる。これは日本国内の登山ツアーでもよくあることで、事故を何度も起こしている。

文   モンブラン
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