これまで世界の主要大会では誰も成功したことがない男子体操跳馬の大技、伸身ユルチェンコ3回ひねりに、きのう28日(2013年7月)から始まった全国高校総合体育大会(インターハイ)で、神奈川県立岸根高校の白井健三選手が挑戦し、着地で少しバランスを崩したものの見事成功させた。15.40の高得点をマークした。
神奈川県立岸根高校・白井健三選手「インターハイ」で挑戦
競技会場に姿を見せた白井選手の母・徳美さん試合前、「白井君は大技に挑戦しますか」と聞かれて、「どうでしょう。本人はハッキリしたことは言いません。ケガをしないように祈るだけです」と話していた。
中山美香リポーター「白井選手が大技に挑戦しようと決めたのには、あるきっかけがありました」
コーチの水口晴雄氏によると、「今年1月(2013年)に次期オリンピックが開かれるリオデジャネイロで合同合宿をしたとき、彼は体操会場を見て次もここに来たいと話しまし。この時から、大技に挑戦しようと決意したようです」という。今年9月にベルギーで開かれる世界選手権でこの大技に成功すれば、技はシライと名付けられるのだという。
司会の加藤浩次「まだ16歳なのに、凄い体操選手が現れた」
コメンテーターの杉山愛(プロテニスプレーヤー)「16歳は恐れを知らない世代。でも、彼は自分の考えをしっかりと持っているから、これからの活躍が期待できると思います」
大技シライぜひとも!
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト