ロイヤルベイビーの名前が決まった。英王室は「ジョージ･アレキサンダー･ルイ」と名付けられたと発表した。今後、ファーストネームのジョージを使って「プリンス・ジョージ」(ジョージ王子)と呼ばれるという。これまでジョージの名前を名乗った国王は6人おり人気の名前だ。
お父さん、曾おばあちゃんからもらった「ルイ」「アレキサンダー」
現地で取材しているTBSロンドン支局の揖斐祐介記者によると、ルイはウィリアム王子の正式名「ウィリアム･アーサー･フィリップ･ルイ」から、アレキサンダーはエリザベス女王の「エリザベス･アレキサンドラ･メアリー」から取られた。アレキサンダーはアレキサンドラの男子バージョンという。ジョージは祖父になったチャールズ皇太子の「チャールズ･フィリップ･アーサー･ジョージ」から取ったとみられる。
司会のみのもんた｢イギリスの人にとって、『いい名前だぞう』という感じの響きですか?｣
揖斐｢みなさん2人のことが好きということもあるんですが、すごく好意的に受け止められています｣
子育てはキャサリン妃の実家近く。資産家両親が7億円で購入
名前が決まり、次に注目されているのがこれからの育児場所だ。｢すでにキャサリン妃の実家にいるようです｣という。実家はロンドンから80キロ離れたバークシャー州にある人口約2000人、面積40平方キロのバックルベリーという小村にある。
実家で子育てしたいというキャサリン妃のために、資産家の両親が7億円かけて購入したらしい。揖斐は｢広大な敷地で周りは生垣に囲まれ、お城ほどではないが、プライバシーの面でも外から覗かれる心配はないと言われています｣と伝える。
ウィリアム王子は2週間の育児休暇の後、所属する海軍レスキュー部隊のヘリコプター操縦士に戻るが、今後も軍隊勤務を続けるかどうか、近く身の振り方を発表するのではないかといわれている。揖斐によると、子育てに専念するためにおそらく軍隊を辞めるのではないかと、イギリスのメディアは伝えているという。