土砂降り花火大会にDJポリス「カゼをひかないよう温かいお風呂に入って」

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   大暑きのう23日(2013年7月)、東京は積乱雲が大きく発達し、午後2時半すぎに銀座、霞ヶ関一帯に雷鳴がとどろき土砂降りとなった。世田谷、目黒では1時間に100ミリという集中的な雨が降り、目黒川は避難判断水位を超えたため、氾濫警戒情報が出る騒ぎになった。

   お天気担当の天達武史(気象予報士)がカッパを着て品川へ出ていたが、「夕立とはいえない。傘も役に立たない」と、激しい雷鳴に首をすくめてリポートにならなかった。

短時間豪雨に首都大混乱!環状8号線冠水、東横線ストップ、川崎も停電

   世田谷区の環状8号線は川のようになって、歩道との境界も分からない。下水があふれて道路のアスファルトがめくれ上がったり、落雷による停電で東急東横線がストップ。停電は川崎市の一部でも起った。

   ところが、都内でもまったく降らないところがあった。葛飾区では午後5時をすぎても、雲行きは怪しいものの降ってはいない。この日は柴又の葛飾納涼花火大会があって、浴衣がけの人たちもどっと繰り出していた。

   ここで活躍したのが例のDJポリス。カメラを向ける人たちに「花火が打ち上がるまで(カメラの)容量を残しておいて」「家族でゆっくりみれば、お父さんの評価もうなぎ登りですよ」と軽妙な口調だ。残念ながら、開始直前の午後7時すぎについに豪雨が一帯を襲って、花火大会は中止になってしまった。と、DJポリスは「家へ帰るまでが花火大会です。カゼをひかないよう、温かいお風呂に入って」などと当意即妙だった。

   司会の小倉智昭「女性のポリスもいいこといってました」

   笠井信輔キャスター「原稿があるのか、アドリブなのか」

   小倉「ある程度のたたき台はあるかもしれないが、大半はアドリブじゃない」

   笠井「よどまない、つかえない、かまない。えーとか、うーが入らない」

   小倉「自己反省をこめていってる」(大笑い)

誰だ!洗濯日和なんて予報したのは…天達武史「ごめんなさい」

   再び豪雨の話に戻って、小倉が待ち構えていたかのように言う。「忘れもしません。きのう天達は『今日は洗濯日和だ』といっていた。天達!」

   天達はぺこりと頭を下げて、「きのうは夕方頃から関東地方は雨とお伝えしたんですが、昼頃から降り出してしまいまして、洗濯物を濡らしてしまった方、本当に申しわけありません」

   菊川怜キャスター「それだけ突発的だった…」

   天達は「そうです。予想より早めに気温が上がってしまって、大気が不安定になってしまった」

   そしてきょうは一転、涼しくなって、梅雨の戻りのようなシトシト降りだという。どっちにしても、つき合いきれない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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