日本時間のきょう24日(2013年7月)午前3時10分、生まれて丸1日とちょっとで未来の英国王は姿を見せた。セント・メアリー病院の特別棟の入り口にキャサリン妃に抱かれたプリンス、ウイリアム王子の3人がカメラの前に立った。
キャサリン妃は「感動的で素晴らしい瞬間でした」
あたりは大歓声に包まれた。カメラはプリンスにズームアップするが、顔はよく見えない。小さな手が動いているのがわかる。ウイリアム王子がベビーを抱き替えてカメラの前まで進み出た。薄い水色の水玉模様のワンピース姿のキャサリン妃はお腹がまだふっくらとしている。
ウイリアム王子は「かなり重い。名前はいま考えている。できるだけ早く決めたい」「大きくなったら、(誕生が)遅刻してきたことを話しますよ。ここでみなさんがどれだけ待っていたか」と笑わせ、キャサリン妃は「感動的で素晴らしい瞬間でした」微笑んでいる。
いったん病院内に戻ったウイリアム王子は、今度はプリンスを車用のチャイルドシートに乗せて現れた。シートを後部座席のキャサリン妃の隣へ置くと、自分で運転して、再びあがる大歓声の中を、住まいのケンジントン宮殿へ向かった。出産からなんと27時間だった。
出産24時間でもう退院
司会の小倉智昭は赤ちゃんの顔がよく見えなかったのが気に入らない。「王子には、『顔をもっと見せて』といえないのかね」と取材カメラに文句をつける。笠井信輔キャスターが「カメラマンが1人だけ撮ってました」とスチル写真を見せた。「これを見て、(王子は)キャサリンに似てるといったそうですが」
生まれてすぐの赤ちゃんなんてどれも似たようなものだ。まだ目をつぶったまま。デーブ・スペクターも「まったく何もいえない(笑い)。報道はとくにアメリカがすごい。何のためにイギリスから独立したのかわからない」
笠井「キャサリン妃のお腹の大きさ。生まれたばっかりはまだお腹大きいんですね」
黒川伊保子(感性リサーチ代表)「すぐぺちゃんこにはならないですよ。赤ちゃんを守る仕組みもあるし、これからオリモノもある。24時間後はこんなものですよ」
小倉「日本のお母さんは24時間で人前に出てこない」
菊川怜キャスター「タフですねぇ」
小倉「日本でも、2か月でフィギュアスケートを滑る人もいる」
菊川「デーブさん、キャサリン妃のワンピースと同じ柄のネクタイ」
デーブ「きのう電話で打ち合わせしたんです」