乳母付けずお手伝いさん1人だけ。子育て費用はすべて自腹。
もっと驚いたのはこれからの育児だ。乳母をつけるのはやめ、お手伝い一人だけ。そのお手伝いも今年1月に公募し、バッキンガム宮殿で働いていた女性の採用が決まったという。ウィリアム王子は勤務先の海軍に2週間の育休届を出しており、しばらくは夫婦で子育てに励むことになる。
ケンジントン宮殿には2~3週間いて、いずれキャサリン妃の実家近くに家を建てそこに住むらしい。何もかもが一般並み。現地で取材しているTBSの揖斐祐介記者がそこらをこう解説した。
「キャサリン妃は普通の子育てがしたいといいう希望を持っていて、それはウィリアム王子が母親のダイアナ妃から受け継いだもので、そのダイアナ妃が子どもは実家で育てたいという夢を持っていたといいます。ウィリアム王子はキャサリン妃の実家と非常に関係がいいこと、ケンジントン宮殿が修理中ということもあります」
こうした費用はすべて王室が所有する財産を運営した収入から出ているという。効率的だし自由が利くのだろう。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト