日本が世界に誇る技術をご紹介と言って、「モーニングバード!」が映しだしたのは東京・秋葉原だった。メイン大通りにはメイドインジャパンの最新家電ではなく、「便座」を持って歩く中国人観光客の姿があった。
アキバの電器店では日本製のトイレが外国人に売れているそうである。便座や便器、とくに「温水洗浄トイレ」は多くの外国人にとってオドロキで、好評らしい。世界に誇るおトイレなんである。
1秒間に100連発の水玉でおしり洗浄
TOTOやパナソニック、リクシルといったトイレメーカーはしのぎをけずり、最先端のトイレ技術を徹底的に追求しているそうな。TOTOは玉状になった水を1秒間になんと約100発も連射してお尻を洗う「ワンダーウェーブ」(番組VTRのBGMは『ブギー・ワンダーランド』で、どうやら『ワンダー』しかかかってないようである)を開発した。水を節約しながらしっかり洗浄できるんだそうである。
スマホやダブレットなど情報機器分野では見る影もないが、お尻洗浄トイレはまだまだ世界に冠たる成長が期待できそうだ。
文
ボンド柳生