参院選「全国最速当確」山本一太だった!投票締め切りからわずか22秒後

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   まったく予想通りだった。きのう21日(2013年7月)に行われた参院選で、自民が65議席と過去最高の64を更新し、公明の11議席と合わせて135議席と過半数(122) をはるかに超えた。これで参院のねじれはなくなったと報道の目玉はそればかり。

   最速で当確の記録を出したのが山本一太・沖縄・北方担当大臣(群馬)で、開票が始まった直後も直後、午後8時0分22秒に当確が出た。出口調査かなんかでよっぽどだったのだろう。後になって出た票でも得票7割以上と圧倒的だった。

維新・橋下徹共同代表「だったら参院で7議席取ってみろ」

   自民は31ある1人区の29をとって、取りこぼしは岩手と沖縄だけ。千葉、東京では複数が通った。これでは勝負にならないわけだ。民主は27議席減らして、 結党以来最少の17議席。近畿、四国で全滅、九州でかろうじて1議席というありさまだった。東京ではついに議席を失ったが、自民の丸川珠代氏は100万票の大台にのせた。

   他の野党も冴えない。これだけばらけてしまっては反自民票も受け皿をみつけられない。 日本維新の会とみんなの党はともに8議席。慰安婦発言などで墓穴を掘った維新の共同代表、橋下徹・大阪市長は、「(元は 2議席だが)勝ちではないですよ。(勝てなかったのは)ボクに対するある意味、信任のなさでしょうね。信頼がなかったのひとことに尽きる」

   そこで質問が慰安婦発言に及んで、「発言が国民に納得されてないのでは」と聞かれ、「思いません。じゃあ、参議院で7議席(この時点で)とってくださいよ。どんなに大変なことか」と言い返したが、「7議席とってみろ」では反論になっていない。「(慰安婦発言は)誤報だ」という橋下に、「誤報ではない」と食い下がるテレビ記者に「誤報です」「メディアの質が良くなれば政治の質もよくなる」と八つ当たりだ。東京で会見した石原慎太郎共同代表は、「まずまずの成果」といった。そこへ「責任」とか「進退」について質問がでると、「つまらん質問するな」「辞めないということですか」「当たり前じゃないか」。最後は自ら「終わり」と切り上げた。

   一時は維新と共闘を模索していたみんなの党の渡辺喜美代表は、川田龍平の当選に 「よかったね」と喜色満面だったが、続く落選の報には「仕方ないな」とやり取りを隠さずに見せた。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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