原発汚染対決だった「山本太郎」VS「民主・鈴木寛」残り2議席で3人の争い

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   自民党が65議席を獲得して圧勝し、公明党も選挙区で立候補した4人全員が当選の11議席で衆議院とのねじれが6年ぶりに解消されることになった。予想通りだが、激戦だったのは定数5に20人が乱立した東京選挙区だ。ここで俳優の山本太郎(38)が初当選した。

   東京選挙区は自民党から2人、公明党からは山口那津男代表が立候補し、下馬評では3議席は決まりで、残る2議席をめぐる戦いで台風の目が山本だった。

福島爆発直後に隠蔽された「スピーディー」の担当副大臣

   昨年暮(2012年)の衆院選にも立候補したが次点に終わり、そのときのストレスからか円形脱毛症になったまま2度目の挑戦となった。当初からライバル視したのは民主党の鈴木寛(49)だった。福島原発事故直後、隠蔽されたといわれているスピーディー(緊急迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の問題があった元文科省副大臣と、脱原発一筋に訴え続けた男の対決でもあった。

   結果は残る2議席を山本と共産党の吉良よし子(30)が獲得し、鈴木は落選した。その山本に司会のみのもんたが尋ねた。「今の気分は?」

   山本「今の気分ですか、眠たいですね。当選したあと2日間ぐらいは注目されますけど、その後も注目され続けるような活動をしないといけないですね」

   みの「国会議員になった以上、国会での発言というのを期待したいんだけど、それはどうするの」

   山本「やっぱり連携ということが必要だと思います。1点でも合致できる部分があるんだったら、超党派で横に繋がっていくことを考えないと」

   結局、1強体制が鮮明になった選挙だったが、政治改革もさることながら、政党改革が急務であることを課題として残した選挙だった。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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