広島県呉市の山中で女性の遺体が見つかった事件は、きのう18日(2013年7月)に大きく展開した。呉署に出頭し遺体遺棄容疑で逮捕されていた少女(16)のほか、新たに6人が遺体遺棄容疑で逮捕された。6人は鳥取県の無職男性(21)といずれも16歳の無職少年2人と少女3人で、「みんなで暴行し殺した」といっているという。最初に逮捕された少女は「自分1人でやった」といっていたが、集団暴行事件の様相だ。
犯行グループに2組のカップル。出頭少女リーダーにマンション同居生活
これまでの調べでは、先月下旬(2013年6月)、最初に逮捕された少女と新たに逮捕された6人、それと遺体で見つかった女性の計8人が、広島市内から車で呉市の灰ヶ峰に行き女性の遺体を捨てた疑いがもたれている。遺体の女性は少女の元同級生(16)とみられ、警察で確認を急いでいる。車を運転していた無職男性は「行ったのは間違いないが、遺棄はしていない」と容疑を否定している。
リポーターの阿部祐二が少女の友人らに取材したころでは、8人の中には2組のカップルがいて、最初に逮捕された少女のカップルともうひと組のカップルで、マンションで同居生活をしていた。リーダー役は最初に逮捕された少女で、男性(21)は年上にもかかわらず、少女らの運転手役をしていたという。8人は顔見知りの仲間だったと思われるが、なぜ「殺す」といった事態にいたったのか。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト