「広島山中殺害」6人逮捕!車運転は21歳無職男―みんなで暴行して殺した

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   広島・呉市の山中で女性の遺体が見つかった事件ではやはり仲間がいた。それも6人というから驚く。警察に言われて出頭したのは、鳥取県湯梨浜町の無職、瀬戸大平容疑者(21)のほか、いずれも16歳の少年2人と少女3人だ。瀬戸は一緒に山中に行ったことは「間違いない」と認めているが、死体遺棄については否認している。

接客業で得たカネの分配めぐりトラブル

   犯行があったのは6月29日(2013年)未明で、自首・逮捕された少女は犯行数時間前の午前2時過ぎ、男女3人と広島市内のカラオケ店に行き、遊んでいる写真をスマートフォンの通信アプリ「LINE」で公開していた。そのあと、被害者と見られる元同級生(16)を含め8人が1台の車に相乗りし、約18キロ離れた犯行現場の山中に向ったと見られている。仲間のうち一部は「みんなで暴行し殺した」と自供しているという。

   集団で暴行に走った背景にいったい何があったのか。接客業で働いて得たカネの分配をめぐりトラブルを抱えていたらしい。

   司会のみのもんたは「16歳ですから。人生これから楽しいというとき、この人たちの人生ってどうなっていくんですかね」とタメ息をつく。早大大学院教授の北川正恭は「金銭トラブルということですが、いじめの問題も含めて全国にこういった社会問題はあるんだと思うんです。一つひとつ丁寧に拾っていく必要があると思う」

   社会が悪いのか、教育が悪いのか、親のしつけに問題があるのか。さまざまな添加物が入った食事の中身が悪いという指摘もある。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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