名古屋・中2自殺!担任教師は言ったのか「やってみろ」生徒アンケートでも食い違う回答

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   学校で「自殺する」と話していた生徒に対して、生徒の担任教師が自殺当日の帰りの会で「自殺できるものなら、やってみろ」と自殺を煽るようなことを言ったらしい。

   名古屋市の中2生徒自殺で、担任教師の「やってみろ」発言はあったのかなかったのか。それはこの1件の「本質」ではないかもしれないが、事実がよくわからないままに、「モーニングバード!」を含むところのメディアが報じた結果、その特異性と事実の有無につき、視聴者・大衆の関心が惹起されたものである。

「すりこみによる記憶違いではないか」と教育委に説明

   けさ17日(2013年7月)は生徒のクラスメイトが回答したアンケート調査の内容が紹介された。それによれば、教師が当日の帰りの会で「自殺」について話すのを直接聞いたとする回答が複数あったそうだ。「死ぬつもりがないなら、そんな事言うな」「人間そんな簡単に死ねるわけがない」「そんな根性ないのにできるわけない」というものだ。「先生は『やれるもんなら、やってみろ』なんて言っていなかった」という回答もあったという。

   これを受けて、スタジオ進行役の高村智庸リポーターは「(教師は)おそらくなにか言ったのではないか。もし言ったとしたら、聞く側のニュアンスが分かれるようなことを言ったのかなと思いますけど」など、なにやら玉虫色の物言いであった。

   赤江珠緒キャスターは「先生としたら、軽々しく自殺なんて言っちゃいけない、やめなさいというつもりで仰ったのかもしれないが、生徒の受け止め方が個々違う」といったミスコミュニケーションだった可能性に言及した。

   担任教師は依然として、生徒が自殺した日に「死ね」や「死ぬ」といった言葉は聞いておらず、それらについて自分が話したことも一切ないとしている。アンケート結果については、「すりこみ」による生徒の記憶違いではないかと、市教委に対して話したという。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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