現地警察「内部事情よく知った犯行」
東洋建設はアルジェリアの事件の教訓もあり、安全対策として「襲われたら抵抗しない」「作業所は柵で覆いガードマンと警察による24時間体制で監視」「柵の外への外出(通勤)では集団で行動しルートもそのつど変える」などの対策を講じていたという。警察は「内部事情をよく知ったうえでの犯行」とみている。
元総務相の片山善博は自らの経験からこんな忠告をする。「私も以前パリの地下鉄で襲われたことがありました。こんな大金ではなかったが、銀行で預金を下ろしたとき強奪されました。恐ろしかったですよ。お金を下ろすのを見ているわけで、危険ですね」
日本政府はアフリカ開発に力を入れている。司会のみのもんたも「これからも起こりうる事件ですね」と気をもむ。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト