英国キャサリン妃の「催眠出産」って?自己暗示にかけリラックスしてお産

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   英国のキャサリン妃の出産がいよいよ秒読みに入った。さまざまな祝賀行事やイベントが企画され、国民あげて誕生を待っている状況だが、けさ17日(2013年7月)の「スッキリ!!」が注目したのはお産の方法だった。催眠出産と呼ばれるリラックスした自然な状態での出産が検討されているそうだ。

ヒプノバース…日本にも教室

   予定日は今月(2013年7月)中旬で、もういつ生まれてもおかしくない状況だ。出産が予定されているロンドンのセントメアリーズ病院前には、世界中のメディアが集結している。レポーターの阿部祐二が現地の大衆紙に聞くと、「国中の人が冷えたシャンパンを準備して赤ちゃんの誕生を心待ちにしています」。ロイヤルベイビー誕生による特需も期待され、ビスケットからビールまで関連商品が目白押しで、その名前が賭けの対象にもなっている。

   ところで、キャサリン妃出産に関して、インターネット新聞に日本では聞きなれない「ヒプノバース」を検討しているという記事が掲載された。「催眠出産」と呼ばれるが、日本にも教室があった。3年前から教えているという東京都大田区のヒプノバーシングジャパンによると、リラクゼーションを事前に学んでおいて、お産のときにもリラックスできるようにするという出産のための方法だそうだ。1989年に考案され現在45か国で教室が開かれている。

まだ効果があるかどうか調査中

   司会の加藤浩次「催眠出産というのですか」

   コメンテーターの香山リカ(精神科医)「出産の方法までねえ、いろいろ取り沙汰されちゃっているんですねえ」

   加藤「自分の気持ちを洗脳していくのですか」

   香山「自己暗示によって、リラックスして自然分娩で出産を迎えましょうという流れのひとつだと思います」

   ロバート・キャンベル(東大教授)「催眠出産という言葉がちょっとよくない。いまイギリスで効果があるかどうか調査しているようです」

   香山「その一方で、薬を使って痛みを取る無痛分娩がいいとか、いろんな考え方があります」

   キャスターのテリー伊藤「なんか、難しい話になりましたね」

   香山「健康で元気な赤ちゃんが生まれるという前提で話をしていますが、お産はいろんなことがともないます。キャサリンさんも不安でいっぱいでしょうし、もうちょっと静かに見守った方がいいんじゃないかと思いますけどねえ」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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