広島県呉市で「友達の殺して捨てた」と少女(16)が自首し、供述通り遺体が見つかった。「朝ズバッ!」は逮捕直前に書いたとみられるスマートフォンのメッセージを入手した。
無職の少女は死体遺棄の疑いで逮捕され、殺害についても自供しているが、警察はメッセージから共犯者がいる可能性が高いと見て捜査している。
うわべだけの仲良し。夜中に激しい言い争い
メッセージは「支えてくれとった皆にちゃんとゆっとかんといけんことがある。うち捕まるの嫌で逃げようとしたけども、捕まって凄い動揺しとる。けど、〇〇と〇〇ちゃんと話してほんまに決めた。今ちゃんと事情聴取もしよる。皆裏切ってごめんね」とあった。
殺されたとみられる少女とは高等専修学校の元同級生で、2人の間に何があったのか。被害者と見られる少女が4月(2013年)に書き込んだブログには、逮捕された少女の名前を挙げて次のような記述が載っていた。
「今日ゎー〇〇と遊んで ドンキ行ってー、プリ撮ってー車で語りんしながら送ってもらった 〇〇ありがとうねー 大好きよ。」
3か月前までは仲のいい様子だったが、「朝ズバッ!」が取材した2人をよく知る女性は、「うわべだけです。カラオケに行ったときも、(被害者と見られる少女が)お金を払ってくれるからと(逮捕されたし少女が)言っていた」という。
逮捕された少女が住む広島市内の自宅周辺の住民は、6月下旬に2人の女の子が言い争う声を聞いたという。「寝ているのを起こされるぐらい大きな声で、女の子同士が言い争う声を聞きました。携帯をみたら深夜12時40分だった」という。
警察の調べによると、逮捕された少女は犯行動機について母親にスマフォの通信アプリ「LINE」(ライン)に「悪口を書かれた」からと話したという。どんな悪口が書かれていたか確認されていないが、悪口ぐらいで殺すとはあまりにも短絡的すぎる。