11日午前1時ころ(2013年7月)、北九州市八幡東区で友人宅に向かっていた40歳の女性事務員が後ろから来た車に跳ね飛ばされてうずくまっているところを、車から降りてきた2人組の男に現金約1万円の入ったバックを奪われる事件が起きた。現場は八幡駅から約120メートルしか離れていないが、深夜12時を過ぎると車の行き来や通行人がほとんどないという場所だった。ただ、一部始終が現場向かいの会社の防犯カメラに写っていた。
ひったくり多発地区
事故現場周辺の住民は「この辺は夜になると女性や老人を狙ったひったくりが出るとよく聞きます」と話す。司会の加藤浩次は「こんな犯行が駅の目と鼻の先で行われるとは信じられない」と溜息をつくと、キャスターのテリー伊藤は「警察は強盗傷害で捜査しているようだが、これは明らかに強盗殺人の未遂事件ですよ」とあきれる。
コメンテーターの菊地幸夫(弁護士)「警察はまだ犯人たちの殺意を認定できていません。これが認定できれば捜査は強盗殺人へと切り替わるでしょう。今回は車のナンバーは見られてないようだが、この手の犯罪が繰り返される可能性がありますよね」
テリー伊藤「もしナンバーを見られていたら、犯人たちは被害者を殺すしかないと考えるでしょう。犯罪がエスカレートする恐れがある」
深夜に一人で歩いている女性がそれほどの金額のお金を持っているはずがない。犯人は不良少年どもといったところか。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト