犬のフン害に憤慨!イエローカードで半減させた街…習性利用して飼い主に警告

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放置フンの横に「飼い主さん置しないで!」「監視しています 高砂市」

   兵庫県高砂市は4年前までは泉佐野市と同じの犬のフンだらけだった。川の土手沿いの散策が趣味の藤輪透さんは、散策ルートの変更を真剣に考えていた。「一人で回収をやっても成果は上がらず、飼い主に注意すると睨まれたり、ええかっこするなと言う言葉まで浴びせられました」

   そこで作戦変更で作ったのが黄色の紙に黒字で書かれたイエローカードの3角柱だ。標語は「飼い主さんフンを放置しないで!」と「監視しています 高砂市」とある。

   「これを放置されたフンの横に置いておくだけ。それだけです。犬は自分でフンをしたところを覚えていて同じ所でフンをする習性があります。この習性を利用して飼い主にメッセージを伝えようとしました。このイエローカード置きは初めて1か月半で放置フンが半減しました」と藤輪さんは言う。

   泉佐野市も今年2月からイエローカード方式に切り替え、3か月後の5月にはフン害が半減したという。全国に自治体でやってはどうだろう。

(磯G)

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