おととい8日(2013年7月)、名古屋市千種区で介護士の千葉康平さん(22歳)が車の中から遺体で発見された。「車が駐車されたのは朝の5時50分頃で、数時間後に近所の人が警察に違法駐車をしていると通報しました。警官が現場に来てみると、車はスモークガラスで車内の様子はよく分からなかったようです。警官は違法駐車のステッカーを車に貼りこの時は引き上げました」(阿部祐二レポーター)
その後、別の近所の人が車を覗き込み千葉さんの遺体を発見した。
密閉されていると1時間で死亡
司会の加藤浩次「車が止められた時、目撃者はいなかったのかな」
阿部「車を運転していたのは黒い服を着た男で、車を降りてから後ろに回り何かをゴソゴソとしている姿が見られています。この男は近くに止めてあった車に乗り、千葉さんを乗せてきた方向に戻っていったようです」
殺人・死体遺棄事件のように見えるが、外傷も着衣の乱れもなく、警察は事故の面でも調べを進めているという。どういう事故が考えられるのか。山中達宏医師は「炎天下で密閉された車内では約1時間で身体に熱が籠もり、死亡にいたることがあります」と話す。
阿部「千葉さんはお酒が好きで、この晩も明け方近くまで飲んでいた可能性があります」
キャスターのテリー伊藤「多分、黒い服を着た男は酔って寝込んでしまった千葉さんを送ってきたのだろう。でも、そのまま車を放置して、今ごろ責任を感じているのでは」
酒を飲んで入ればもともと脱水症状気味だ。そこに密閉された車内の高温が襲ったらひとたまりもあるまい。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト