いきなり猛暑!熱中症予防に汗かく練習…気温変化に身体を慣らせ

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   関東・甲信越の梅雨明けが宣言されたとたんに猛暑が襲ってきた。きのう7日(2013年7月)は都内だけでも85人、全国で848人が熱中症で緊急搬送された。大竹真リポーターは日本一の猛暑の街・群馬県館林市にいた。「気温は40度近くまで上がっています。市内のあちこちには危険な気温であるという表示が出ています」と伝える。

   この暑さの中で練習していた少年野球チームのコーチは、「こまめに水を飲むように指導しています。何回も声を掛けます。ちゃんとした反応があれば大丈夫ですが、反応が鈍いと危険な兆候で、すぐに練習を止まさせ、涼しい場所で頭や首を冷やすようにしています」と話した。

水分、塩分、食事、汗で体温下げろ!

   関東最大の救急救命センターがある神奈川・藤沢市の藤沢市民病院にサッカー練習をしていた少年が運びこまれてきた。付き添っていた父親は「突然倒れたんです。すぐに救急車を呼んでここに運んでもらいました。自分の息子が熱中症で倒れるとは考えなかったです」と動揺している。40代の女性は炎天下で作業をしていて熱中症を発症した。

   大竹「この病院に昨年1年間に熱中症で緊急搬送された方は約43000人います。このうち半数近くが高齢者の方です」

   コメンテーターの友利新(医師)は「高齢者はクーラーが嫌いだとか、少しぐらいの暑さはがまんできると、部屋を閉め切ったままにすることが多いんです。食事も暑いからと素麺のような炭水化物を摂りがちになってしまいます。これでは体力も落ちます。塩分や水分、それにちゃんとした食事をすることが必要です」と話す。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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