ワタミ渡辺美樹前会長「公職選挙法違反」疑念!公示前に社員に投票依頼
『週刊文春』のワタミ渡辺美樹前会長に対する追及は第5弾まで来た。今回は公職選挙法違反の証拠となる映像を入手したと報じている。ビデオがワタミの各営業所へ配られ、全社員とスタッフはそれを見て感想を書くことを義務づけられたという。この中で渡辺氏は「今回、僕は自民党の公認を得て国政に挑戦することになりました」「政治の目的が国民の幸せならば、私の今回の参議院選、自民党が勝つことが国民の幸せに一番大きな影響を与えると思っています」と語っている。
だが、選挙制度に詳しい岩井奉信日大教授がこう解説する。 <「『参院選』、『ぜひ応援してもらいたい』と語っていますから、今回の参院選への支援依頼とみなされます。公選法では公示前の投票依頼は禁止されており、違反行為であったことは間違いない」> 自民党本部にはかつてないほどの苦情の電話がかかっているらしい。このままではブラック企業問題が参院選の争点の一つになりかねないと、自民党関係者が嘆いている。
渡辺氏が当選したとしても、茨の道が待っているようだ。