突然の雨にコンビニに飛び込んでビニール傘を買う。だいたい1本500円前後だが、その10倍以上、5250円のビニール傘が人気となっている。森圭介リポーターによると、「シンカテールという名前の傘で、当初は選挙用のビニール傘として開発されました。そのため、候補者の顔がよく見えるように透明度が高いビニールを使っていて、大きさ2人がスッポリ入るサイズとなっています」という。
おちょこになってもすぼめれば元通り
この傘を開発したホワイトローズの須藤三男会長は「傘の構造を強い風に煽られても折れないようにしています。少し強い風でも心配はありません」と話す。たしかに、ビニール傘は風に弱い。すぐおちょこになって使えなくなってしまう。「スッキリ!!」はシンカテールがどのくらいの風に耐えられるか風洞で実験した。風速10メートルまではビクともしなかったが、20メートルでは完全におちょことになってしまった。ところが、風洞から出て傘をたたみ直すと、見事に再び使える状態に戻った。
司会の加藤浩次が傘を広げて振り回わす。「あまり抵抗を感じないですね。この骨はどういう作りになっているんでしょうか」
森「釣り竿などに使うグラスファイバーでできています。選挙用に開発されたので、以前は『カテール(勝てる)』というネーミングだったのですが、今は一般向けなのでシンカテールと変更したそうです」
でも、5250円出して買うかなあ…。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト