千葉県内のコンビニなどでパンなどに混入された縫い針がみつかっている事件で、流山署は昨夜3日(2013年7月)、28歳の男を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。男は容疑を認めているという。男は流山市内に住む無職の永木智弥(28)で、先月28日にコンビニの防犯カメラに写っていた映像から割り出された。
流山市4件、印西市1件、千葉市2件、船橋市1件
最初に針が混入されたコンビニの防犯カメラには、マスクをかけ黒っぽい服装のメガネの若い男の映像が写っていて、別のコンビニにも似た映像が残っていた。このコンビニが念のため調べたところ、別の2つのパンからも針が見つかった。
永木は流山市内のアパートに住民票登録があるが、事件以後は戻っていなかった。動機について「よく覚えていな い」などといっているという。逮捕容疑はいまのところ流山市内の1件についてだが、縫い針混入は流山市で4件、印西市で1件、千葉市で2件、船橋市で1件起っており、すべてが永木の犯行かわからない。
司会の小倉智昭「これでひと安心かどうか。見つかっていないものもあるかもしれない。子どもはパクッといくから危ないよね」
地元小学校で指導「パンは割ってから食べましょう」
為末大(元プロ陸上選手)「恨みによるのではなく、社会全体に対する犯罪だからむずかしいですよ」
中江有里(女優)「不特定多数をねらったのは卑劣な犯罪。あれだけ防犯カメラがあるのによく堂々とやりますよね。マスクをしていてもバレると考えなかったの かしら」
コンビニでマスクをしていたらかえって怪しいと思われないか。そうした考えすらない、愚かな犯行といえなくもない。
地元の小学校では、パンは袋から出して割って食べるように指導しているという。小倉「外で食べるときは、半分袋を持ってかぶりつくのが普通だから」
菊川怜キャスター「おにぎりだってあるし」
まったく嫌な世の中になったと言うしかないか。