「けさ(2013年7月2日)はびっくりしました」と司会の小倉智昭は言う。そりゃあそうだ。女子フィギアスケートのスター・安藤美姫選手(25)が妊娠どころか、この4月に出産していたというのだ。スポーツ紙は一斉にトップで伝え、赤ちゃんを抱いてママの笑顔をみせるミキティーの写真もあった。ただ、相手はわからない。
昨年秋にお腹ふっくら「スケートしていなくても、すごく充実した毎日です」
昨夜のテレビ朝日系報道番組「報道ステーション」で現役復帰を宣言して、出産も明かした。おとといまでドリーム・オン・アイスにゲスト出演していたが、小倉は「6月2日に見ましたよ。 相変わらずスタイルもいいしと思ったんですが、難度あるジャンプを跳ばないので、1年も休んでいたからかなと思った」という。ところが、この1か月でそのジャンプも復活していたらしい。ソチ五輪に名乗りを上げているのだから、その心意気や半端ではなかろう。
安藤は2011年3月の世界選手権で優勝したが、その後に休養を宣言して、昨年3月には交際が噂されたニコライ・モロゾフ氏とのコーチ関係を解消。競技の一線からは姿を消した。そして10月には再度休養に入ったが、実はこれが妊娠だったわけだ。
昨夜の番組では「最後まで迷ったのですが、スケートよりは子どもの命の方を選びました。1人の女として選ばせてもらったんです」と話していた。子どもは女の子で、3350グラムだったという。父親には触れなかった。
昨年11月の末にファッション関連のイベントに出た映像があったが、いま見ると、たしかにお腹のあたりがふっくらしていた。しかし、だれも気づかなかったが、ただそのとき「スケートしていなくても、すごく充実した毎日をすごしてます」と語っていた。
村主章枝「自分はスケートをとった。みな十人十色」
産婦人科医の宋美玄は「25歳は出産には適齢期だが、働く時期とも重なります。決断して幸せそうだし、かっこいいなと思う」という。
小倉「どこで出産なさったのかね。あの安藤美姫がお腹が大きければ、いまや必ずネットとかに出る。しかし、オリンピックに出るとなると大変ですよね」
安藤のライバルでもある村主章枝は「自分はスケートをとった。みな十人十色」とブログでコメントしている。
小倉「柔ちゃんに聞くしかない」(笑い)
田中大貴アナ「出産後の五輪は他の競技ではありますが、スケートは初めてになります」
小倉「グランプリ・シリーズにも出てないし、強化指定からもはずれているから、日本選手権からでないといけない」
10月の関東選手権というローカル大会から再スタートして、12月の日本選手権に優勝すれば文句なしだが、2、3位だとグランプリの上位との争いになる。ここで、出産以来の彼女の回復ぶりに話が及んだ。すでに1か月前には跳ばなかったトリプルサルトが跳べるようになっている。これはただごとでない。
笠井信輔キャスター「母乳あげてるのかなぁ」
宋「母乳だから多分ここまで痩せれたんだと思いますよ。妊娠前に戻れる」
小倉「だれが相手なの? 元フィギュアのトップスケーターだって?」
こればかりは全く情報なし。