山頂トイレ5日まで工事中!どこで用を足してるのか?
静岡側の富士宮口は六合目からは雪があるため通行止めになっているのだが、おかまいなし。バリアを乗り越えて行ってしまう。「空いてるからいいんだよ」大学生、美容師のグループが何にも持たず、ペットボトルだけ。短パンにスニーカー。「とくダネ!」のリポーターが心配して聞くが、みんなけろりとしてる。
弾丸登山といわれる「夜行登山」もある。体力まかせの無鉄砲だが、山小屋での宿泊もいらず、それなりに合理的ではあるが、やはりけが人などが多いそうだ。すると、ご親切なことに、行政はなんとか止めさせようとする。これが外国なら「自己責任」でそれっきりだ。遭難しても保険でカバーするとか。
まあ、これらはなんとかなるとして、人が増えて困るのはトイレだ。山頂は工事中で、5日まで使えないのだそうだが、どうしているのか心配になる。たしか、このトイレが世界遺産登録のときも障害になっていたはずなのだが。
小倉は「入山料(25日から試験的に1000円)をもっと高くしていいんじゃないの」
夏野剛(慶応大学大学院特別招聘教授)「問題大ありなのに山開きしてる。5日までトイレ使えないと、どこでやってるの。ルールも新しくすべきですよ」
岡田育(編集者)「小学校3年のとき登ったことがあります。ご来光はすばらしかったけど、ひたすらつらかった」
夏野「アメリカの国立公園なんか、入れる区域がをしっかり限定して、入山料もとる。レンジャーも厳しく指導する。ルールづくりの問題でしょうね」
世界遺産登録に浮かれているけれど、では一層環境保護に力を入れようという動きはないものね。