安倍首相は先週28日(2013年6月)に行われた参院選に向けの党首討論(インターネット配信のニコニコ動画)で、「中国は尖閣問題である条件をのまなければ、首脳会談をしないと言っている」ことを明けらかにし、首脳会談を引き換えに尖閣問題で譲歩はしないことを明言した。
日本の「領土問題存在せず」の撤回要求
中国側が突きつけた条件とはいったいなにか。コメンテーターの共同通信編集委員・柿崎明二によると、「日本が領有権問題の存在を認めたうえで、日中双方が尖閣12カイリ(約22キロ)以内に入らないことで合意」することを開催条件として要求しているという。尖閣諸島は日本固有の領土で、領有権問題は存在しないとする日本政府の主張とは相容れない要求で拒否するしかない。
柿崎によると、「竹島を韓国に実効支配されている日本は、何も条件をつけずに、オープンの姿勢で近く日韓外相会談を行なうことにしている。日中韓首脳会談とはセットの話なのですよ」という。
経済評論家の池田健三郎「習近平体制になって、とりあえず(日本が)越えられないハードルを出してみようという話。こちらは原理原則に従い、腰を据えてやっていくしかないでしょうね」
司会のみのもんたが「中国って大国なんですかねえ」とつぶやいたが、でかい図体をタテに言うことはゴリ押しばかり。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト