司会のテリー伊藤は「何も死ぬことはなかった。これまでにも自分のブログで滅茶苦茶なことを書いた人は何人もいる。死ぬよりも有権者から選ばれた政治家として仕事を全うして欲しかった」と、聞きようによってはずいぶんと無責任に言う。病院で番号で呼ばれたことに「刑務所か!」とブログで悪態をついて炎上した、岩手県議会の小泉光男議員がきのう25日早朝、死亡しているのが発見された。警察は自殺と見ている。
カバンを枕に川岸に横たわって発見
小西綾子レポーター「小泉県議は岩手県立中央病院で診察を受け、診察後の治療費精算で名前ではなく241番と呼ばれたことに腹を立て、ここは刑務所かと書き込みました。さらに、支払いをすっぽかしてそのまま帰ったとも書いています」
これがネットで流れると、「県議にふさわしくない」「考えがおかしい」などの書き込みが殺到し炎上してしまった。
西村「遺体が発見されたのは地元一戸町にある湖の川岸の近くで、カバンを枕にするかのように横たわっていたそうです」
母親「変わった様子なかった」遺書、詳しい死因不明
県議の母親は「最後に息子と会ったのは、17日(2013年6月)の謝罪会見の前日でした。その時は変わった様子はなかったです」と話す。県議の後援会事務所は看板もなく、ポスターははがされ、人の気配がなかった。事務所近くの住民は「先週末、事務所を整理しているような物音がしました。それがご本人だったのかどうか、tシャツ姿だったのでわかりません」という。
司会の加藤浩次「集中的に批判を浴び、やはり良心の呵責に耐えきれず自殺という非常手段に出たのかな」
コメンテーターの宮崎哲弥(評論家)「小泉県議のブログの問題は、ワイドショーを中心にテレビ各局が一斉に報道した。こうした報道のあり方が県議を追い詰めた可能性がある」
遺書や詳しい死因などはまだ明らかになっていない。