村上体制で蔓延した腐敗・非常識体質
全柔連の暴力・パワハラ問題の第三者委員会委員を務めたコメンテーターの香山リカ(精神科医)も、「今回の問題はそれぞれ個別の個人的な問題ではなく、組織、構造が生んだ氷山の一角ということを指摘したのですが、まったく理解していない。辞任発言も、めどが立たないから辞任しないというための準備で言っているのかなと思う」と厳しい見方だ。ロバート・キャンベル(東大教授)は「即刻辞めるか、これからこうやると具体案を示すべきだ。そのどっちしかない」と話す。
レポーターの西村綾子「上村会長は改革を途中で投げ出す方がいけないんだ、といっていました」
加藤「それはいま現在をみたときのこと。その前の過去を振り返ったとき、改革できない体制が何年続いてきたのか」
現体制での改革を期待する声はひとつとして出なかった。
一ツ石
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト