柔道界の体質変えるには「まず会長、専務理事、事務局長交代」
女三四郎こと山口香・筑波大准教授(全柔連強化委員)は「私がダメと思ったのはやはり要望書です。あれを見たとたんこのチームでは無理だとおもいました。価値判断できないということです。あれを公表したことの恥ずかしさ、いま柔道家として歩いているとバカだと思われます」という。
さらに、「組織として正常に機能していませんよね。とくに会長、専務理事、事務局長の3人に力が集中し、この人たちの価値観だけで進めてきた。その結果がこういうことになっているわけですから、その方々が代わらなければ変わらないというのが私の意見です」と言い切った。
みの「スポーツの世界でこういうことはスパッとできないものですかねえ」
全柔連は谷亮子ら女性柔道家3人を女性理事として、またスピードスケートの銅メダリストの橋本聖子ら2人を外部理事として、26日開かれる評議委員会に提案し、改革の第一歩にしたいようだ。しかし、その程度で体質が変わるとは思えない。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト