「クソ女」「意味わかんねえ女」の失恋ストーリー
映画のキャッチコピーは「女子共感度無限大」…そうだよね。これ、「クソ女」「意味わかんねぇ」って男性陣に吐き捨てられるタイプの女の子の失恋だよね。うぐぐ、何も言えない。ああ、「あんたが悪いけど、気持ちはわかる」とセレステに声をかけたい。いくら自分が悪くたって、きつい状況に自分由来と他人由来の区別なんかつけられるか。やけ食いして太ったり、他に行こうとして空回って余計に傷ついたり。ヘコむだけでは済まないところにリアルさが覗く。
人生に「正しい道」なんかない。でも、自分なりの「正しく見える道」を押しつけずにはいられない日もある。怒れる女子の身勝手さと痛々しさを(素と疑ってしまうレベルで)好演したラシダ・ジョーンズが一気に好きになりました。と思ったら、これ脚本も彼女が手掛けているのね。やっぱり、演技じゃなくて素なのかも(笑)
(ばんぶぅ)
おススメ度☆☆☆