大竹真リポーターが暗視スコープのようなものを掛けて椅子に座った。「両手を前に出しハンドルを握ったような姿勢を取ってください」と声を掛けられ、大竹がその通りにすると、次の瞬間、大竹は「おっ!ハンドルを握っている自分の手が見える」と声を上げた。東京ビックサイトの「ものづくりワールド」で最新3D技術を紹介した。
建設関係や造船業では塗料使わない塗装訓練
大竹は特殊スコープを付けて塗装訓練をする装置も体験した。「この3Dはスコープの中で塗装が上手くできた部分とできていない部分が見えるようになっています。これまでの塗装訓練は実際に塗料を使い、ものに吹き付けて練習をするというものでしたが、この装置は塗料は使わないため、コストが大幅に削減でき、自然にも優しいものとなっています。すでに建設関係や造船業で何社かがこの装置を導入しています」
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト